先日、『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン』の司会で劇作家、演出家の鴨池尚史さんが書かれていた
「アプリの出会いが悪いとは思わない」との内容をよんで私もそう思いました。
上野さん!結婚相談所をしているのに?と言われそうですが・・・・・・?
鴨池さん曰く、日本人は昔から結婚相手は人から紹介してもらう文化が根付いているそうです。
人の紹介、友人知人の紹介、上司の紹介などが多く、他国ではあまりない文化だそうです。
学んだ学校の先生や習い事の先生が紹介されるケースも多く、その方々が人を紹介することを生業とされたことに始まったのが結婚相談所とも言われています。
未だに結婚相談所の私達は先生と呼ばれている方も少なくありません。(因みにウィッシュの会員様は上野さんと呼んで下さいますので嬉しいです。)
私が鴨池さんのお話に共感したのは「アプリでの出会いが悪いと思わない」ことではなくアプリで出会ってからの責任は自分にあると付け加えられていたことです。
人の紹介(結婚相談所も含む)場合はもし相手が良くない時や断る時など自分で探したのではないので、相手を見る目や決める時に自分で責任を持つことが少ないのではと書いてありました。
紹介に対する安心感「あの人が紹介してくれたので」や「知人の紹介だから間違いない」が先行してしまい自身の責任とはあまり思わず自身の目で責任を持って見ることしないことが多いいのでは?とも。
反対にアプリで知り合った相手に騙されても自己責任だと考えていれば相手を見る目も厳しくなるのでは?と言う所に共感しました。
人に頼むと断った後紹介してもらえないのではとの心配も考えるがアプリなら上手く行かなくても又探せばいい話です。
騙されようと怖いめに遭おうとそのことに苦情を言うのではなく、自分の責任だと考えるべきだということですね。
自己責任を教えられない日本の教育で育った世代の方にとっては気軽だけでは使えない怖さも秘めていると思いました。
知り合ってからも会う約束、場所を決めるやり取も自身でする不安も含むアプリは安価でやってみようと思う方も多いと思います。
結婚相談所は確かな情報、相手とのお見合いセッティング、お見合い紹介、その後の相談、結婚までの段階的な相談等私たちの仕事は数え切れません。
結婚相談所は情報を提供する料金だけではない分、皆さんから頂く料金もそれなりに頂くことになるのだと思います。
心配性の方や、用心深い方、怖がり屋さんは結婚相談所の方が良いのではないでしょうか?
しっかりと見極めができて何事にも責任も持って解決する力のある方はアプリもお勧めですね。
さて貴方は、アプリ派ですか? 結婚相談所派ですか?
どちらの方も一日も早い幸せな結婚をされますようお祈りしています。